家紋の例
家紋(かもん)とは、特に日本において古くより出自といった自らの家系、血統、家柄・地位を表すために用いられてきた紋章である。単に紋所や紋とも呼ばれる。日本だけで241種、5116紋以上の家紋がある。フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
今日、ほとんどの墓石には家紋が刻まれています。しかし、墓石に家紋を刻む風習は、じつはそれほど古いものではありません。江戸時代初期の墓石にはほとんど家紋はなく、時代が下ってくるに従って徐々に増えてきて、幕末のころで30パーセントくらいだったと推定されています。現在のような状況に至ったのは、明治以降だと思われます。
お墓は先祖の居所であって神聖な場所ですから、家のシンボルである家紋をつけようと思うのは自然なことだと思います。
[資料:家紋-知れば知るほど(丹羽基二氏著)]